カードローンの本人確認書類免許証なしの場合に提出できるのは!?
カードローンの申込時に必要な書類は、本人確認の為の書類が主となります。顔写真のある運転免許証が一番ポピュラーなものとなりますが、免許証なしという人もいますよね。運転免許証が無い場合、本人確認書類にはどのようなものがあるのでしょうか。
どのようなものが、本人確認書類とみなされるのか、こちらで詳しくお話ししています。また審査によって、他に必要となる書類についてもお話ししています。参考になさって下さいね。
カードローンの審査について
カードローンは出費がかさんだとき、急にお金が必要となった時に、いつでも簡単にお金の借入ができる便利さから多くの人が利用しています。厳重な審査を経て、手にできるカードローンなので、安心だというのも人気の理由のひとつですよね。
カードローンの審査はどのように行なわれるのか、内容を確認していきましょう。
カードローン会社によって、基準はそれぞれ違いますが、審査は属性審査と、個人信用情報の履歴による審査となります。
属性審査は申告内容に沿っての審査
- 勤務先・勤続年数
- 勤務形態・年収
- 居住形態・家族構成
上記のような申告内容については、かなり細かく記入するようになっています。主なものは勤務先や年収にかかわることですが、ひとつひとつの申告内容はポイント評価され、総合的に審査合否の目安となるのです。
その申告内容を裏付けるために、在籍確認が行われたり本人に間違いがないことを証明できる書類などが必要となるわけです。
その必要書類については次の項目で、より詳しくお話ししていくとして、属性審査とともに行われる個人信用情報による審査ついて確認しましょう。
個人信用情報の履歴では日頃の信用度をチェック
個人信用情報は個人信用情報機関への照会によって審査されます。3つの個人信用情報機関ではそれぞれ審査の為の情報を照会することが可能なので、過去の金融事故情報や、日頃のクレジットカードなどの使用状況が確認できます。
金融事故情報の履歴があれば、属性がどんなに高評価であっても審査に通ることはありません。日頃の支払状況などで、遅延や延滞が多い場合も同様です。
属性と信用情報、両方が信頼できると認められなければ、カードローンでの借入はできないのです。
そして、その審査の大元になるのが、申込者が間違いなく本人であると確認できる本人確認書類なのです。他人の名を騙って、カードローンに申込む人がまったくいないとはいえません。本人確認書類が重要なことはおわかりいただけますよね。
カードローンで必要な書類と種類
本人確認書類には、運転免許証の他、いろいろなものが認められています。どのようなものがあるか、確認していきましょう。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- マイナンバーカード
上記が本人確認書類としてのおもなものです。特に顔写真がある運転免許証が、最も多く本人確認書類として利用されているといって間違いないでしょう。カードローン会社の中でも、運転免許証の提出を促すところが多いですよね。運転免許証が無い場合の書類について挙げてみましょう。
A社 | B社 | C社 |
---|---|---|
健康保険証+住民票 (公共料金領収書、納税証明書) |
パスポート (健康保険証+住民票) |
パスポート・マイナンバーカード |
カード会社だけでなく、申込方法によっても必要書類が違います。また銀行のカードローンの中には、本人確認書類は2種類組み合わせての提出を義務付けるところもあるようです。各ホームページで確認し、あらかじめ必要なものを用意しておくとスムーズですよ。
審査上で必要となる収入証明書
本人確認書類は、カードローンの申込には不可欠な書類です。それでは続いて本人確認書類以外で必要な書類についてお話ししましょう。借入額によって、または審査の途中で確認が必要となった場合に提出する書類に、収入証明書があります。収入証明書はどのようなものをいうのでしょうか。
- 源泉徴収票
- 給与明細
- 所得証明書
- 納税証明書
- 確定申告書
収入証明書には上記のような種類があります。収入証明書の提示を求められたら、速やかに提出しなくてはいけません。申込時に自己申告した収入額と違っていては信頼関係は築けません。注意してくださいね。
通常、カードローンの申込で必要なのは本人確認書類のみの場合が多いのですが、審査状況に応じて必要書類が増えることがあります。
どのような場合に別の書類が必要になるのかを確認してみましょう。
収入証明書が必要となるのはこんな時
消費者金融カードローン | 銀行カードローン |
---|---|
借入額50万円超 他社との限度枠合計が100万円超 審査状況で年収確認が必要な時 |
それぞれの基準による 現在は50万円超の場合が多い 審査状況で年収確認が必要な時 |
消費者金融のカードローンでは貸金業法の総量規制の為に、借入希望額が50万円を超える時は収入証明書の提示が義務付けられています。
また他社の限度枠との合計借入限度額が100万円を超える場合も収入証明書の提示が必要となります。
銀行のカードローンは、それぞれの銀行で収入証明書が必要となる基準を決めていますが、最近では消費者金融と同じく、50万円を超えた場合に提示するとしている銀行が多いようです。総量規制対象外の銀行のカードローンですが、必要以上の借入を防ぐために50万円をひとつの目安とし始めているということですね。
信用情報照会で、支払に遅延が時々ある、他社への申込が複数ある、クレジットカードなどの支払が多いなどの不審点があれば、収入証明書提示が必要な50万円未満の希望額であっても、申込者の収入について確認する場合があります。これは消費者金融も銀行も同様です。
本人確認で免許証なしの場合用意したい書類
本人確認書類はできれば写真付きのものを用意したいと、お話ししましたが、運転免許証もなく、パスポートもないという場合もありますよね。
写真付きのものがない場合には、健康保険証と住民票、健康保険証と納税証明書など二種類以上を組み合わせて用意するとよいでしょう。
運転免許証があっても、現住所と免許証に記載の住所が違う場合には、免許証の裏面に記載された新住所もコピーして提出してくださいね。その他、マイナンバーカードも写真付きで本人確認書類として認められています。
カードローンの申込で必要な書類は、本人確認書類では写真付きのものは単独で、写真が付いていないものは2種類組み合わせて用意する、希望する借入金額が50万円を超える場合には収入証明書を合わせて用意しておくと慌てませんよ。迅速な融資のためにしっかりと準備をして申込むようにしてくださいね。
カードローンの申込方法で必要書類が違う場合もある
カードローン申込で必要な書類についてお話ししてきましたが、おわかりいただけたでしょうか。本人確認書類は写真付きのものを用意し、収入証明書もあらかじめ用意しておくとスムーズです。